『いぬが いっぱい』
グレース・スカール 作
やぶきみちこ 訳
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昨日は犬の登場する素敵な絵本を紹介させてもらいました。
犬の絵本ってありそうでなかなかないというお話もさせてもらいましたが、息子が小さな頃から親しんでいる絵本の中に、これまた素敵な犬の絵本があったことを思い出し笑
今日はそちらを紹介させてもらおうと思います。
色んな犬が出てくるこの絵本。
犬の種類も様々なのですが、その犬達の行動に注目させられます。
おりこうな犬や、いたずら犬。
のんびりお昼寝をしていたかと思えば、せっせと穴掘りのお仕事をしてみたり。
はらぺこ犬に、お腹いっぱいの犬。
どの犬も、なんだか我が子を見ているみたいで微笑ましいです。
子ども達もきっと、どこかで自分を重ねながら読むことができると思います。
みんな違うけど、みんなそれぞれの良さがあるんだよ。
そんなことを自然と感じることもできるでしょう。
また、犬は人間にとってとても身近な動物。
家族として過ごしている人も少なくないでしょうね。
赤ちゃんの頃から兄弟同然に育ってきた子もいると思います。
そんなお子さんにも、初めての犬の絵本としてオススメの1冊です。
わたしも昔実家で犬を飼っていましたが、家族が絵本に描かれているなんて、なんだか嬉しいですね。
最後のページには、見開き使って今までに登場した犬達がそっくりそのまま出てきます。
2歳くらいになったら、「これはこの犬!」と当てっこしながら読んでも楽しそうです。
シリーズにねこの絵本もあります。
ねこも同じく、人間にとって身近な動物。
ねこに親しんでいるお子さんは、そちらもまたオススメです。
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【250】『いぬが いっぱい』
グレース・スカール 作
やぶきみちこ 訳
福音館書店 1986/09
160329
ayumi◡̈⃝