『サンドイッチ サンドイッチ』
小西英子
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子ども達が大好きな絵本のジャンルに、「食べ物の絵本」があります。
リアルな食べ物の絵本なら尚更、子ども達は喜んで食べ真似をすると思います。
そのせいで食べ物の絵本だけページがボロボロに...なんて話もよく聞きます。
それだけ子ども達に楽しんでもらえた絵本だという事ですよね。
今日紹介させてもらう絵本は、そんな美味しそうな食べ物の絵本。
今日の絵本は、『サンドイッチ サンドイッチ』です。
表紙にはトマト、キュウリ、チーズに卵に...美味しそうなサンドイッチの具材が並びます。
サンドイッチ サンドイッチ さあつくろう
サンドイッチ サンドイッチ ふわふわパンに なに のせる
ページをめくる度に、順を追って少しずつサンドイッチができていきます。
最後はちゃんと切って、盛り付けて。
サンドイッチ サンドイッチ おいしそう!
サンドイッチ サンドイッチ いただきまーす!!
きっと子ども達は、待ってましたとばかりにできたてのサンドイッチに手を伸ばすと思います。
大人から見ても美味しそうなサンドイッチ。
言葉のリズム感がいいので、テンポよく読めます。
テンポよく読めるから、子ども達もノリノリでサンドイッチの完成を見守れます。
具材さえあれば、同じサンドイッチも絵本を読んだ後にすぐできちゃいそうです。
絵本で見たサンドイッチを実際に食べれたら、子ども達はとっても喜ぶでしょうね。
夏休みももう終わり。
最後の思い出に、絵本を読んで一緒にお昼にサンドイッチなんていかがですか?
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【35】『サンドイッチ サンドイッチ』
小西英子
福音館書店 2008/09
沢山読んだ絵本は、どうしてもボロボロになりがちです。
特に赤ちゃん向けの絵本は、噛んだり破ったり、本来の絵本の目的とは違った扱い方をされた絵本も少なくないと思います。
びりっとされてしまうと、親はつい「もうっ!」と言いたくなりますが、子どもに悪気はありません。
「絵本は破るものではなく読むものだときちんと教えたい」という親の気持ちもありますが、まだまだ小さな赤ちゃんにはそんな事わかりません。
破ってしまった絵本もまた、ひとつの思い出。
そこは怒りたい気持ちを抑えて、テープで修復してあげて下さいね。
文具屋さんなどで、修復用の変色しないテープも売っています。
我が家も何冊もびりびりされました。
でもそれも一時の事。気付いたらちゃんとめくる様になっていました。
びりっと豪快に破られた絵本。
食べられて穴があいちゃってる絵本。
ページの半分が行方不明になっている絵本まで。笑
でもどれも、息子との大切な思い出の詰まった絵本達です。
今になれば、その破れすら愛おしかったりします。
どうしても破られたくない絵本は、手の届かない所に置いておくのがいいと思います。
我が家では、まだ早い絵本達には目隠しをつけたりして、目につかないようにしていました。
福音館書店の0.1.2.シリーズなどのボードブックタイプだと破られる心配が少ないので、びりびりやりたい時期の赤ちゃんにはオススメです。
絵本は読むもの。
無理に教え込まなくても、一緒に楽しんでいれば、子どもは自然とわかってきます。
ボロボロになった絵本もそれだけ楽しんでもらえたのなら、絵本冥利に尽きると思います。
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今日も晴天☼
今日はちょっと遠い公園まで行こうかと思っています。
ちょっと前までは暑過ぎて公園遊びも危険でしたが、少しだけ過ごしやすくなりましたね◡̈
でもまだまだ暑さは健在。
熱中症対策は忘れずに、いって来ます⋆*
150828
ayumi◡̈⃝