『ままです すきです すてきです』

谷川俊太郎 文
タイガー立石 絵
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明日は節分。
と言いながら、まだ何も準備できてません。笑
去年はまだ息子が小さかったこともあり、豆まきはせずに息子のご飯だけ、恵方巻きではなく納豆巻きにした覚えがあります。笑
そのままかぶりついていたのでまぁ悲惨な結果になりましたが。笑
まだまだ節分とはなんぞやをわかる年齢ではないので、ただただ息子は、スーパーや街中に増えていく鬼に喜んでいます。笑
今日紹介させてもらう絵本も、鬼の出てくる絵本。
でもちょっと変わり種です。
個人的には面白くて好きな1冊です。
今日の絵本は、『ままです すきです すてきです』です。
表紙には親子の鬼の他にも、がっつり棍棒を持っている鬼やサラリーマン風の鬼まで。笑
何だかシュールな世界が垣間見えていますが、中身は更にシュールな世界です。笑
と言っても、明確なストーリーがあるわけではなく、実はこの絵本しりとり絵本なんです。
鬼の子がチャイムを鳴らしている家の中では、たぬき、きつね、ねこ、こあら、らくだ、だちょうが。
それぞれ何だか忙しそうに楽しそうにしています。
次のページにいくと、ちょうちょ、ちょんまげ、げた、たけうま、まり、りんご...という風に、しりとりで絵本が進んでいきます。
でも突拍子もない、それこそ「ちょんまげ」なんて出てくるので、絵本の中はなかなかシュールな世界に。
タイトルの『ままです すきです すてきです』の意味もわかりますよね?しりとりになってるんです。
でもこの辺りまできたら、もう単語のしりとりでは収まらなくなってる。笑
すてーき きらいな なまけもの
のりまき きった たべよかな
なんて、文章でしりとりをしていたり。
ラストはちょっぴり怖い展開になり、余韻を残しつつ絵本はおしまい。
さすが谷川俊太郎さん。ただのしりとりでは終わらせません。
様々な言葉に触れられると同時に、「しりとりってこんな遊びなんだ!」と何となくでもこの絵本から伝わると思います。
勿論、今しりとりが好きなお子さんにもオススメの1冊です。
肝心の鬼は、ストーリーテラーの様な役割でちょこちょこ登場しています。
節分の日。鬼に因んで、こんな絵本で遊んでも楽しいと思います。
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【193】『ままです すきです すてきです』
谷川俊太郎 文
タイガー立石 絵
福音館書店 1992/02
今日はわたしが頭痛に悩まされた1日でした. ༘*
たまーにある偏頭痛。
薬飲むほどではない...と我慢してたけど、さっさと飲んでスッキリして息子と沢山遊んであげたらよかったなぁとちょっと反省です。
たまにソファーに横になりながら一瞬眠ったりしてましたが、息子はその間1人でもくもくとパズルをやったり積み木をやったり。
ふと目を覚ましたら周りに積み木のタワーが大量にできてて笑いました。笑
明日は沢山遊ぼうね。
160202
ayumi◡̈⃝