『おめでとう』

茂田井武 絵
広松由希子 文
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あけましておめでとうございます。
去年の息子の誕生日から始めたこのブログも、無事新年を迎えることができました。
個人的な好みに合わせた絵本紹介のブログですが、見ていただけている方がいることに感謝します。
今年はまた、新しいことにも挑戦できたら...とも思っています。
まずは、日々のこのブログを大切に。
今年も1日1冊、絵本をお届けできたらと思います。
どうぞよろしくお願い致します。
さぁ、記念すべき新年1冊目の絵本は、新しい年にぴったりのこの絵本。
きっと今もあちこちで、この挨拶が繰り広げられていることでしょう。
今日の絵本は、『おめでとう』です。
ひょこ ひょこ
うさぎが
おめでとう
にゃご にゃご
にゃんこが
おめでとう
ぼくから あのこへ
おめでとう
あのこと わたしも
おめでとう
童画を語るにこの人は不可欠。茂田井武さんのクラシカルで素朴な絵柄に合わせて、沢山のおめでとうが繰り返されます。
この絵は、1957年の「キンダーブック」に掲載されていたもので、それを元にご遺族の許諾を得て絵本として再構成されたものだそうです。
元々は一枚の絵。人も、動物も、国境を越えてみんな手を取り「おめでとう」と新年を喜んでいる様子です。
絵本の最後に、こんな言葉があります。
「自分一人が幸福になることを念ったり、
自分の家のものが幸福になるのを念ったり、
自分の国が幸福になるのを念ったりするような、
たとえばそんな小さな念いではなく、
全世界、全宇宙、さらにもっともっときりのないものの
幸福をこそ念いたい。
茂田井武(覚え書より)」
この言葉を、今日という日に心にしっかりと刻みたいと思います。
家族に、親戚に、友達に。
ご近所さんに、街行く人に、遠くに住むあなたに。
肌の色や言葉や国境も全て越えて。
みんなに「おめでとう」。
みんなに、素晴らしい1年が訪れます様に。
「しあわせの ひに」
この小さな絵本を、贈りたいと思います。
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【161】『おめでとう』
茂田井武 絵
広松由希子 文
講談社 2009/03
あけましておめでとうございます。
今年も絵本紹介中心のBlogですが、よろしくお願い致します◡̈
年越しは主人と蕎麦を食べて...と思っていましたが、まさかの主人が息子を寝かし付けたまま起きてこず笑
1人でジャニーズカウントダウンを見ながらというなんとも寂しいものでした。笑
でものんびり1人で新しい年を迎えるのもまたいいものでした◡̈
普段はテレビをつけない我が家ですが、年末年始は特別に紅白からついています^ ^
今はCDTVを見ながらのんびり...していたら、主人が「おめでとう」と起きてきました。笑
そんなまったりした1年の始まり。
今年も笑顔いっぱいの1年になります様に♡
160101
ayumi◡̈⃝