さんじのえほん。

3時のおやつみたいに、絵本が日々のちょっとした幸せに⋆* 2児の子育てをしながら絵本や子育てにまつわるあれこれをお話しています。マイホームは絵本ハウス。絵本に囲まれた暮らしを親子で楽しんでいます◡̈京都在住。絵本講師✎

『くだものさん』

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tupera tupera

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昨日紹介させてもらった、『やさいさん』 - さんじのえほん。
今日はそのくだものバージョンのこちらを紹介させて下さい。

果樹園にてくだものさん達がかくれんぼです。
『やさいさん』同様、簡単な仕掛け絵本となっています。

くだものさん
くだものさん
だあれ

繰り返されるこのリズムも、子ども達のワクワク感を引き出します。

『やさいさん』は土の中から出てくる仕掛けでしたが、『くだものさん』は木の上から落ちてくる仕掛け。
めくる方向が逆になっていますが、こちらの方がより小さいお子さんでもめくりやすいかな?と思います。

ももやみかん、栗や柿まで。
途中、くだものさんじゃないお友達が混じっているのもまた面白いです。

同じ果物を扱った絵本、『くだもの』とはまた違った魅力のあるくだものの絵本。

確かにひとつひとつの果物のみずみずしさや本物に忠実な絵、美しい日本語や細かい所まで子どもの成長発達に忠実な絵本...となると、やはり『くだもの』だと思います。

ですが、こうしたちょっとした仕掛けやリズム、面白さ、単純に親子で「楽しむこと」をメインとした絵本。
そんな絵本も、親子の読み聞かせの時間を明るく楽しくしてくれると思います。

子どもの心に寄り添った、栄養となる絵本。
単純に親子で楽しめる絵本。
バランス良く取り入れていけたらと思います。


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【311】『くだものさん』
tupera tupera


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ayumi◡̈⃝