さんじのえほん。

3時のおやつみたいに、絵本が日々のちょっとした幸せに⋆* 駆け出しの絵本講師、1日1冊絵本を紹介しています◡̈

『新幹線しゅっぱつ!』

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鎌田歩

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GW、我が家は主人が全く関係ないのであまりこれと言ったイベントはないのですが、今日からわたしと息子だけ帰省してきます。

新幹線に乗るのを楽しみにしている息子。
何故か「はやぶさにのるねん!」と言ってますが、残念ながらのぞみです。笑

昨日も新幹線の絵本を紹介させてもらいましたが、今日もこんな新幹線の絵本を1冊。
男の子には特に人気の、鎌田歩さんの絵本です。

つばさくん、なすのちゃんの家族は、東京駅から秋田のおばあちゃんのお家へ新幹線で遊びに行きます。
正にGWの光景ですね。

新幹線に乗るシーンから始まるのですが、お話の間に新幹線の種類や、駅構内の説明が詳しく載っています。

時刻表の見方もお話の中で教えてくれるので、実際に見る時に絵本の経験を活かせます。

そして子どもにとって憧れの運転手さん。
そんな運転手さんが座る運転台がどんなところなのかも描かれています。
実際に見る機会は恐らくほとんどないので、運転手になった気分で読めます。

新幹線が発車すると、スピード感溢れる絵が楽しませてくれます。

新幹線の旅を描くというよりは、もうひとつ突っ込んだ、新幹線の図鑑の様な絵本でもあります。

昨日紹介した『しんかんせんで いこう』が万人向けだとしたら、こちらの絵本は少し玄人向けと言えるかもしれません。

と言うのも、この絵本は福音館書店さんから刊行されている「ランドセルブックス」というシリーズの内の1冊なんです。

読み聞かせで育った子ども達が、1人で無理なく読める絵本。物語だけではなく、生き物や乗り物などのテーマから、子どもの興味を広げる様な作りになっているそうです。

ですので、電車好き、鉄道好きな子は是非この絵本でよりその興味を深めてもらえたらと思います。

図鑑的な要素がありつつも、家族でお出かけをするというストーリーの中でそれらを楽しめるので、そういった点ではまた図鑑とは少し違った見方ができると思います。

物語の絵本も勿論、長く長く楽しんでもらいたいと思いますが、こうした子どもの知的好奇心をそそる様な絵本もまた、子どもよ本への入り口として用意してあげたいですね。


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【286】『新幹線しゅっぱつ!』
鎌田歩


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ayumi◡̈⃝