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さんじのえほん。

3時のおやつみたいに、絵本が日々のちょっとした幸せに⋆* 駆け出しの絵本講師、1日1冊絵本を紹介しています◡̈

『空の絵本』


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9月20日。今日は空の日です。
女心と秋の空と言いますが、本当に秋の空はコロコロと表情を変えやすい。

そんな空を見事に描ききった素敵な絵本を、今日は紹介させて下さい。

今日の絵本は、『空の絵本』です。

雨が降りはじめました。
だんだん雨脚は強くなり、灰色になった空はみどりを灰色にしていきます。

葉のいろが ながれていって
風のいろが うずまいて

いつしか雨は弱まり、空気も透き通り、しずくがきらめく空になります。

やがて空は夕焼けに染まり、白い月に一番星。
大雨の後の夜空は星達でいっぱい。

美しく大きな月が、夜空に光り輝きます。

長田弘さんの力強く美しい言葉達が、空の性格を的確に現してくれています。

それを荒井良二さんの絵が見事に表現している。

ページいっぱいに夜空が広がり、星達が物語を話している場面は、お2人の才能が見事に融合されていて、本当に素晴らしい。

とても美しく心揺さぶられる絵本です。

子ども向きだとか大人向きだとか、そういうカテゴリには入らない絵本だと思います。

ひとつの芸術作品として、大人も子どももそれぞれ何かを感じ取りながら、この絵本の空を眺めて欲しいと思います。

お2人が手がけられている作品『森の絵本』もまた、一緒に楽しみたい1冊です。

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【58】『空の絵本』
講談社 2011/10

長田弘さんは今年、お亡くなりになられました。
深呼吸の必要』が有名ですが、長田さんは詩人として沢山の素晴らしい言葉をこの世界に残してくれました。

歌の歌詞やこの絵本の様に絵本の世界になっている詩は比較的触れやすいかもしれませんが、「詩」そのものを読む機会って、もしかしたらあまりないのかもしれません。

でも、素晴らしい本や絵本が沢山あるのと同じ様に、素晴らしい詩集も沢山あります。

長田弘さんもそうですが、谷川俊太郎さんや金子みすゞさんなどの詩集は目にされた事もあるかと思います。

詩集には、沢山の言葉と世界があります。
通読するのもいいし、好きな詩を探すのもまた楽しい。

絵本にも言えますが、短い言葉で伝える事って、とても難しい。
でも短い言葉で伝わる事は、長い言葉よりも大きかったりします。

読書の秋。
ラインナップの中に、1冊お気に入りの詩集を加えてみるのもまたオススメです。

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昨日からシルバーウィークですね。
我が家は帰省中ですが、息子が微熱だったので昨日病院へ。
お薬ももらい、熱も上がる事なく、昨日も元気いっぱいでした。

昨日は息子よりわたしの方が先に睡魔により就寝。笑

久々にぐっすり寝た様に思います。

そして主人も息子もまだ爆睡中。笑
もうしばらく寝かしておきます(´◡`;)笑


150920
ayumi◡̈⃝