さんじのえほん。

3時のおやつみたいに、絵本が日々のちょっとした幸せに⋆* 駆け出しの絵本講師、1日1冊絵本を紹介しています◡̈

『モグラくんとセミのこくん』

 

 

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モグラくんとセミのこくん (こどものとも絵本) 』

ふくざわゆみこ

 

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気温が高くなった事より、日が長くなった事より、スイカがお店に並ぶ様になった事より、わたしはセミの鳴き声が聞こえると、「あぁ、夏が来たなぁ」と思います。

 

これを書いている今も、外でジージーと元気なセミの声が聞こえています。

 

この前公園に行くと、セミの抜け殻がぽつんと落ちていました。

子どもの頃よく集めたなぁと、ちょっと懐かしく思ったり。

 

今日紹介させてもらう絵本は、そんなセミの幼虫とモグラのお話。

『モグラくんとセミのこくん』です。

 

ある日、モグラくんは土の中をお散歩しているところでセミのこくんと出会います。

迷子になっていたセミのこくんを我が家に招待するモグラくん。

とても居心地の良いお家が気に入ったセミのこくん。

2人は一緒に暮らす事にします。

 

冬が来て、春が来て、夏が来て、秋が来て。

2人は遊んだり、一緒にご飯を作ったり、どんどん仲良くなって、次第に顔まで似て来ます。

 

そうしてまた冬が来て、春が来て、夏になります。

ずっと一緒にいるよ。そう言っていたセミのこくんですが、夏が来て様子がちょっとおかしくなります。

 

セミの幼虫は、7年間土の中で暮らすと言われていますが、その数字は証明されているわけではなく、大体2〜4年とも言われています。

それでも地上でセミとして生きられるのはおよそ2週間程度ですから、とても長い年月ですよね。

 

そんな長い年月暗い地中で暮らして、地上ではたった一瞬しか生きられないなんて可哀想...と思いますが、この絵本を読むと、案外土の中でも友達がいて楽しく暮らしていたのかな、とほっこりあたたかい気持ちになります。

 

子どもにとっても、セミって幼虫の頃は地中で暮らすんだという発見にもなるし、今鳴いているセミは土の中でどんなお友達がいたのかな?と想像する事もできるでしょうね。

 

科学絵本とファンタジーが融合されている、良い夏の絵本だと思います。

 

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【11】『モグラくんとセミのこくん』

ふくざわゆみこ

福音館書店 2011/06

 

科学絵本と分類される絵本があります。

有名なのは、福音館書店から出版されている『かがくのとも』シリーズ。

暮らしの中にある不思議や、人間、自然、宇宙。

絵本を通して、より身近に知る事ができる、とても素敵なジャンルだと思います。

 

本格的に科学を取り扱っている絵本は、それが理解できる年齢でないと難しいかもしれません。

 

ですが、科学要素が少し含まれている様な絵本は、案外沢山あります。

この絵本もセミの幼虫という科学要素が含まれています。

 

本格的な科学とはまた違いますが、子ども達が科学、自然に触れるきっかけには、こういった絵本がとても役立つと思います。

 

小さなお子様でも、「なんでだろう」「どうしてだろう」と考えるきっかけになる様な絵本は沢山あります。

 

そういった視点で絵本を探すのも、また楽しいですね。

 

夏休みの自由研究の題材探しにも役立つ...かも?笑

 

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おはようございます☼

今日も暑いですね。

 

今日はわたし、少しだけ自分の時間が持てるので、朝からとても楽しみです♩

さっさと家事や用事を済ませてしまおう!

 

自分の時間は、ゆっくり読書にあてます。

本や絵本をゆっくり読む時間が1番のリフレッシュです♩

 

皆様も水分補給をしっかりして、素敵な1日をお過ごし下さい⋆* 

 

150805

ayumi◡̈⃝