さんじのえほん。

3時のおやつみたいに、絵本が日々のちょっとした幸せに⋆* 2児の子育てをしながら絵本や子育てにまつわるあれこれをお話しています。マイホームは絵本ハウス。絵本に囲まれた暮らしを親子で楽しんでいます◡̈京都在住。絵本講師✎

『富士山うたごよみ』

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俵万智 短歌・文
U.G.サトー 絵

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日本には春夏秋冬という四季、そしてその中に二十四節気、更に七十二候もの季節の区切りがあります。

そのひとつひとつに意味があり、その時期にぴったりの行事もあります。

子どもと過ごす日々。そういった季節も大切にしていきたいし、子どもにも自然と知っていって欲しいなぁと思います。

親になってからそういった季節や行事を大切にしようと思い始めました。
今年はより深く知っていけたら...と思っています。

そんな今日紹介させてもらうのはこの絵本。
一昨年の年末に本屋さんで出会い、一目惚れでした。
去年も沢山お世話になり、今年もまた沢山読んでいきたい1冊です。

今日の絵本は、『富士山うたごよみ』です。

大好きな俵万智さん、そしてU・G・サトーさんの絵で、二十四節気が描かれています。

俵万智さんと言えば、「サラダ記念日」 が有名ですね。
でも、他にも沢山素敵な短歌をよまれています。
この絵本の中にも共感できる短歌が沢山あります。

二十四節気ひとつひとつに合った俵万智さんの短歌と文書、そしてU・G・サトーさんの個性的な絵がしっくりときます。

二十四節気って言っても難しい...ぴんとこないな...と思っても、俵万智さんの短歌で、あぁ、そういう感じわかる!と感じることができると思います。

例えば近いもので言えば、1年で最も寒い時期、大寒。1月20日頃です。
そんな寒さの山にぴったりの俵万智さんの短歌。

「寒いね」と話しかければ
「寒いね」と答える人のいるあたたかさ

U・G・サトーさんのコーヒーの絵が添えられています。

すっとその季節が体内に入っていく感覚。
教えられるわけではない、そんな感覚が季節にはやっぱり大切だと感じます。

二十四節気に合わせて、1ページ1ページゆっくりと読み進めていって欲しい、そんな絵本です。

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【167】『富士山うたごよみ
俵万智 短歌・文
U.G.サトー 絵

今日は朝から地元の友達の実家へ遊びに行って来ました♡

息子ちゃんはうちのと同い年。
娘ちゃんが産まれたばかりの赤ちゃんで、ほんっと可愛かったです♡
泣き声まで可愛い♡

夜は温泉へ行き、夜は友達のお母さんの七草粥をいただきました。
美味しかった♡

実家に帰ったらお友達が沢山いるので、息子も楽しそうで良かったです♩


160107
ayumi◡̈⃝