読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

さんじのえほん。

3時のおやつみたいに、絵本が日々のちょっとした幸せに⋆* 駆け出しの絵本講師、1日1冊絵本を紹介しています◡̈

『みんな あかちゃんだった』


f:id:a_oyatsu:20151006192717j:plain


みんなあかちゃんだった (えほん・こどもとともに)  』

鈴木まもる


........................✍


今日はわたしの友達が家に遊びに来てくれました。


もうすぐ1歳の娘ちゃんと一緒に来てくれた友達と、お腹に赤ちゃんがいる友達。


必然的に話題は、子どもの事や子育ての事が多くなります。


みんな学生の頃からの友達。

今のご主人さんとの出会いの頃から知っている間柄なので、もうみんな母親になったのかと思うと、なんだかしみじみしました。


息子は2歳。

娘ちゃんは1歳。

1年違えば、やっぱり全然違う。


すっかりお兄ちゃんに見える息子を抱っこしながら、「ちょっと前は赤ちゃんだったんだなぁ」なんて思ったりもします。


そんな今日紹介させてもらう絵本はこの絵本。

子育て真っ最中のお母さん達に是非読んでもらいたい1冊。


今日の絵本は、『みんな あかちゃんだった』です。


世界じゅうに

たくさんの ひとが

いるけれど

さいしょは......


みんな あかちゃんだった


お腹の大きなお母さん。

そんなページから、この絵本は始まります。


ちょっとした図鑑の様なこの絵本。


うまれてから2ヶ月くらい。

まだまだ赤ちゃん。おっぱいを飲みながら寝ちゃったり、手足をばたばたさせたり。


3〜4ヶ月くらい。

もそもそ動く様になり、動くものを目でおいかけたり、寝返りの練習を始めたり。


6〜7ヶ月くらい。

ソーセージみたいなぷにぷにの腕。

おすわりや寝返りができる様になったかと思いきや、後ろにこてんと転んだり。

ちょっとずつ、おっぱい以外のものを食べたしたり。


だんだん大きくなり、1さい、2さい。

いろいろしてるつもりから、いろいろやりはじめて、もっともっといろいろなことをやりだして。


子育てを経験している人がみると、「わかるわかる」「あるある」と懐かしくなります。


まだ子育て真っ最中のお母さんは、「この時期はこんなことができる様になるんだな」と楽しみが増してきます。


そして、今の我が子と重ねて、「おんなじだなぁ」とくすっとしちゃいます。


みんな おおきくなって

いろいろなところで いろいろなことをする ひとに なります。

でも、さいしょは みんな............


おかあさんの

おなかから うまれてきた

あかちゃんだったのです。


子どもの成長は嬉しい反面、ちょっとさみしかったりもします。


そんな時この絵本を開くと、その頃の我が子を思い出して、より愛おしい気持ちになります。


勿論子どもと一緒に、「同じだね〜」「こんなことしてたんだよ」とお話しながら見ても楽しい絵本です。


でもこの絵本は是非、大人がゆっくり眺めて欲しいとも思います。


子どもが寝たあと夫婦で一緒に見ながら子どもの成長を話すのも、何だかいいですね。


どんなに大きくなっても、大人になっても、勿論自分も。


みんな あかちゃんだった。


ふとした時に、思い出して眺めたい1冊です。


........................✎


【74】『みんな あかちゃんだった』

鈴木まもる

小峰書店 2000/05


このブログでも何度か書かせてもらっているかもしれませんが、絵本は子どもの為だけのものではないと思います。


勿論、基本的に絵本は、まだ文字の読めない子どもが絵を見てストーリーを楽しめるものであり、子どもの本であることは大前提です。


ですが、近年大人向けの絵本も沢山出版されています。


母親に向けた絵本も勿論、アーティスティックなものや、おしゃれな絵本も沢山あります。


この絵本もどちらかと言えば、大人が楽しめるものかもしれません。


大人が楽しんで見ていたら、自然と子どもも寄って来ます。


「子どもが絵本に興味を持ってくれない」「絵本はあまり好きではなさそう」そんな方は、まずは自分のお気に入りの1冊を見つけてみるのもいいかもしれません。


それが「子どもに読む為の絵本」でなくてもいいと思います。


ちょっとおしゃれな雰囲気の絵本や、懐かしい絵本。

自分が読みたいと思った絵本を、まず是非読んでみて下さい。


お母さんが楽しそうに読んでる姿を子どもに見せるのが、子どもも楽しむきっかけになると思います。


........................✂


今日来ていた友達の娘ちゃん。

まだまだ絵本を聞くというよりは、食べる、捲るのが好きな様子でした。


紙の絵本だと手を切ったりしてしまっては危ないので、『じゃあじゃあ びりびり』を持たせてあげたら、案の定角をぱくっ。


その姿が、息子の赤ちゃんの頃と重なり、とても懐かしくなりました。


我が家の『じゃあじゃあ びりびり』は、息子の歯型がくっきりとついています。


丈夫な絵本ですが、息子のよだれには負けた様で笑 角が少しめくれています。


でもその絵本は、きっとわたしの一生の宝物になると思っています。


どんなにボロボロになっても、ずっと側に置いておきたい1冊です◡̈♥︎



151006

ayumi◡̈⃝