さんじのえほん。

3時のおやつみたいに、絵本が日々のちょっとした幸せに⋆* 2児の子育てをしながら絵本や子育てにまつわるあれこれをお話しています。マイホームは絵本ハウス。絵本に囲まれた暮らしを親子で楽しんでいます◡̈京都在住。絵本講師✎

『なーらんだ』


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なーらんだ 』

三浦太郎


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最近、息子は色んなものを並べるのに夢中です。


お気に入りのトーマスやパーシーを並べたり、我が家に飾ってある動物のミニチュアをどこからか持って来ては並べたり。


「なーらんだ!」「いっしょ、すわったー!」と喜んでいる姿を見ると、やっぱりこの絵本が思い浮かびます。


今日紹介させてもらう絵本は、『なーらんだ』です。


あれあれ ありさんが

なーらんだ


ちゅんちゅん とりさんが

なーらんだ


いろいろ くれよんが

なーらんだ


ページをめくると、みんな整然と並んでいます。


物を並べる事が好きな子どもは沢山います。


特に男の子は、板の間にそってミニカーを並べたりする姿をよく見かけます。


親がびっくりする程、きっちり真っ直ぐ並べていたりしますよね。


そんな子ども心をとてもよく掴んでいる絵本だと思います。


最後はやっぱり


にこにこ えがおも なーらんだ


表紙にもお父さん、お母さんの間に子どもがちゃんと並んでいます。


「家族の笑顔がならぶ、そんなあたりまえのことが、安心できることであり、子どもにとっていちばん幸せに感じることなのではないでしょうか。」(作者のことばより抜粋)


三浦太郎さんもあとがきでこう述べられています。


並べる事に興味を持つ時期って、イヤイヤ期も真っ盛りで毎日「にこにこ えがお」でいることも難しい。


でもそんな時は、この絵本を読んで、最後は子どもと笑顔を並べたい。


例え整然と並べられたトミカ達を踏んでしまい涙が出る程痛かったとしても(実話)、毎日1度は、にこにこえがおを「なーらんだ」したいと思います。


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【75】『なーらんだ』

三浦太郎

こぐま社 2006/10


息子が色々なものを並べながら「なーらんだ」という言葉を出すのは、確実にこの絵本の影響だと思います。


最近飛躍的に言葉が増えた息子。

その中の多くは、わたしがよく言う言葉、そして絵本から得たものの様に思います。


2歳までは言葉は少なく、どちらかと言えばお喋りは遅目でした。


今でも決して上手なお喋りではありませんが、息子が発する言葉を聞いていると、「今まで読んできた絵本は、ちゃんと息子の中に蓄積されていたんだなぁ」と感じます。


絵本を読み聞かせているからと言って、言葉が早いわけでは決してない。


ですが、絵本から得る言葉は、普通に過ごしていたら出会うことはないだろうものも沢山あります。

正直わたしに、そこまで自分の語彙力や表現力があるとは思えません。笑


そんな言葉を子どもに聞かせてあげられる。


それもまた、絵本の魅力のひとつだと、改めて思います。


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今日もとてもいい天気です☼


午前中は荷物が届くので家にいなきゃですが、昼からはお外で遊びたいなぁ◡̈♥︎


まだまだお昼は暑いくらいですけどね(´◡`;)


昨日は息子が早く寝てくれたので、ゆっくり本が読めて幸せでした♡


皆さんま素敵な1日を⋆* 



151007

ayumi◡̈⃝