さんじのえほん。

3時のおやつみたいに、絵本が日々のちょっとした幸せに⋆* 2児の子育てをしながら絵本や子育てにまつわるあれこれをお話しています。マイホームは絵本ハウス。絵本に囲まれた暮らしを親子で楽しんでいます◡̈京都在住。絵本講師✎

『きゅっ きゅっ きゅっ』

 

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きゅっきゅっきゅっ―くつくつあるけのほん3 (福音館 あかちゃんの絵本) 』

林明子

 

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昨日はよく行く絵本専門店へお弁当を持って行きました。

 

本屋さんにお弁当?と思われると思いますが、そこは2階が支援施設になっているので、息子が赤ちゃんの頃から絵本屋さんに行った流れでいつも行っているんです。

 

広い施設ではなく、畳のお部屋ということから比較的赤ちゃんが多く、息子は大抵お兄ちゃん。

つい最近までお兄ちゃんお姉ちゃんばかりだと思っていたのに、いつの間にか息子が年長者です。

 

昨日も赤ちゃんが2組。2人とも離乳食真っ最中ということで、お母さんも試行錯誤しながら頑張っている様でした。

 

息子の離乳食、どうだったかな?もうそれすら忘れています。笑

 

そんな話を聞いてか聞かずか、昨日息子が支援施設で持って来た絵本がこちら。

息子が離乳食の頃、ご飯の前に必ず読んでいた1冊です。

 

今日の絵本は、『きゅっ きゅっ きゅっ』です。

 

うさぎさんと、ねずみさんと、くまさんと、赤ちゃんと。

みんな並んで、おいしいスープをいただきます。

 

でもまだまだ食べるのは上手ではないみんなは、お腹にこぼしたり、おててにこぼしたり。

 

その度に赤ちゃんが、きゅっきゅっきゅっとふいてあげます。

 

あれ、でもそんな赤ちゃんも、おくちの周りをよく見てみると?

 

きゅっきゅっきゅっとふいてあげる赤ちゃんの仕草が何とも愛おしい。

 

音のリズムも良いので、小さな赤ちゃんからでも聞きやすい絵本です。

 

裏表紙は、赤ちゃんとみんなできゅーっと抱き合っている絵が描かれています。

 

裏表紙までしっかり堪能して、親子できゅーっと抱き合って欲しいです。

 

離乳食って、一進一退で大変ですよね。

最初からぱくぱく食べる子もいれば、全く受け付けない子もいたり、食べてたと思ったらいきなり食べなくなったり。

 

やっと離乳食が終わった!と思いきや、今度は好き嫌いが出て来たり、遊び食べをしだしたり...食に関する悩みは、なかなか尽きそうにありません。

 

離乳食にちょっと疲れたお母さんにも、子どもの食に悩みのあるお母さんにも、是非読んでほっこりしてもらいたい1冊です。

 

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【49】『きゅっ きゅっ きゅっ』

林明子

福音館書店 1986/06

 

上にも書きましたが、この絵本は息子がまだ離乳食の頃、食べる前によく読んでいました。

 

今でこそ毎日読む絵本やタイミングは息子に任せていますが、赤ちゃんの頃はこちらが積極的に読んでいました。

 

6ヶ月7ヶ月頃まではとにかく同じ絵本を繰り返し繰り返し読んでいたので、息子もいつの間にか覚えていた様です。

 

今は息子が持って来た時に読む、というスタイルですが、面出しの絵本棚に時期の絵本や息子のお気に入り絵本、手に取ってもらいたい絵本などを意識して並べているので、その辺はまだ親の意図が介入してます。笑

 

絵本は強制して読むものでもないし、無理して毎日何冊!と決めて読むものでもないと思っています。

 

子どもも親も楽しめないと意味がありません。

 

でも、じゃあ放っておいても読む様になるのか?と言われたら、イエスとは言い切れません。

 

無理強いするのではなく、自然と手に取れる環境を整えてあげることが大切だと思います。

 

絵本を読む事が特別なことではなく、生活の中に絵本が当たり前にある様にしたい。

 

わたしの理想でもあり、目標でもあります。

 

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昨日行った絵本専門店は、京都の二条にある「きんだあらんど」さんです。

 

きんだあらんどさんは選書がとてもしっかりしているので、安心して絵本選びができます。

児童書や育児書も揃っています。

 

上は支援施設になっているので、子連れでも行きやすい場所です。

 

ただ、お店まで階段でベビーカーを持っては行けないので、そこだけご注意いただけたらと思います。

 

下にベビーカー置き場はあるので、わたしはいつもそこに置いて上がっています。

 

京阪三条からのんびり歩いて20分弱くらいです。

 

そちらの方に行く機会があれば是非、足を伸ばしてみて下さい◡̈

 

 

150911

ayumi◡̈⃝