『だっこ だっこ ねえ だっこ』

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2歳8ヶ月の息子。
赤ちゃんの頃から大き目で、今も体重は既に16キロあります。
赤ちゃんの頃からずっと抱っこ抱っこで、わたしの腰は最早限界を超えておりますが。笑
「抱っこして」と言ってくれるのも今だけ。
「抱っこ」と言わなくなったらきっと、この時期がとっても愛しく思えるんだろうなぁと思うと、大きな息子を抱っこする腕に力が入ります。
寝る時も抱っこな息子。
抱っこと言いながら、頭をお腹に乗せてきます。
どこかしら触れていたい、体温で安心したいんだろうなぁと思うと、例え重くてわたしが寝付けなくても笑 しばらくそうしてあげたい気持ちになります。
この絵本の最後に出てくる抱っこのシーンは、正に我が家の寝る時の抱っこスタイル。
初めて読んだ時は「同じだ!」とわたしが嬉しくなり、息子に読むと、大好きな抱っこが沢山でやっぱりお気に入りの1冊となりました。
色んな抱っこが出てきます。
にゃんにゃん にゃんにゃん
ねえ だっこ
猫のお母さんがお腹に赤ちゃんを乗せています。
ぶうぶう ぶうぶう
ねえ だっこ
ぶたの親子が気持ち良さそうに抱っこで眠っています。
ころころ ころころ
ねえ だっこ
ころころ...これは何だろう?
丸い玉がころころ転がっています。
小さな玉が、大きな玉にくっついて。
優しい抱っこの世界と、長さんワールドが上手く融合して、不思議なあたたかさを醸し出している絵本です。
靴やアイスクリームまで抱っこ抱っこ。
みんな抱っこが大好きなんだと微笑ましくなります。
ラストはお母さんが子ども達を抱っこ。
優しいお母さんの表情が、読者の子どももお母さんもどちらも安心させてくれると思います。
だっこ だっこ
ねえ だっこ
そう言ってくれる間は、沢山沢山抱っこするからね。
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【264】『だっこ だっこ ねえ だっこ』
2005/03
160411
ayumi◡̈⃝