『よいしょ』
三浦太郎
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今日はとってもあたたかく、久しぶりに息子と自転車で少し遠い公園と水族館まで朝から遊びに行きました。
片道40分。
「よくやるね!」と言われますが、気候の良い時の自転車程気持ちいいものはないと常々思っています。
息子と一緒だと、息子の気付きがまた面白く、40分もあっと言う間です。
大きな木を見つけたら「あ!はるにれ!」と言ってみたり。(姉崎一馬『はるにれ』より笑)
高速道路の下を通るとき、「モノレールみたいね」と言ってみたり。
大人にはない視点に成る程〜と感心させられたりもします。
自転車で川沿いをずっと走るのですが、今日は土手の工事や川の埋め立て工事の現場も多く、沢山の工事車両を見ることができました。
ブルドーザーやダンプカーが実際に活躍している現場は、息子も大興奮。
ダンプカーが土を降ろすシーンは、「よいしょしてるねー!」と大喜びでした。
今日紹介させてもらう絵本は、そんな息子の発言の元ネタとなる1冊。
工事車両好きな子どもはきっと大好きな絵本です。
今日の絵本は、『よいしょ』です。
土を運んできたダンプカー。
よいしょ!とその土を降ろします。
続いてやってきたのはホイールローダー。
今度はホイールローダーが、よいしょ!と土を持ち上げます。
フォークリフトやブルドーザー、パワーショベルが、みんなそれぞれの仕事を「よいしょ!」と頑張っています。
三浦太郎さんの親しみやすい絵柄は勿論、それぞれの工事車両には目がついていて、子ども達が親近感を寄せるのに一役買っています。
最後に出てきたパワーショベル。
土をよいしょ!と掘り返したら、くるりと反対を向きます。
そこにいるのはダンプカー。
そしてダンプカーの背中に、よいしょ!と土を降ろします。
そう、最初のシーンに戻るんですね。
これに気付いた子どもはきっと、「もう一回!
」と繰り返しを催促すると思います。
どちらかと言えば小さな子ども、赤ちゃん向けの絵本ですが、こんな憎い仕掛けも楽しめます。
「はたらくくるま」シリーズとして、他にも刊行されています。
シリーズ通して楽しんでみてもいいですね。
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【238】『よいしょ』
三浦太郎
偕成社 2007/06
ここ数日、お外でしっかり遊べたからか、お昼寝なしで夜は7時前には寝ている息子。
わたしもまさかの同じ時間に寝て笑 2時頃起きてます。
おばあちゃんみたいな生活リズムです。笑
160317
ayumi◡̈⃝