『おおさむ こさむ』

松谷みよ子 文
遠藤てるよ 絵
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朝晩が随分冷え込む様になってきました。
今年の大寒は21日だそう。それに合わせて暖冬気味だった今年の冬も、本格的に寒くなりそうですね。
お正月からわたしが風邪をひき、多分その風邪が今頃になって息子に移動したようで。
元気ですが、はなたれ小僧になってます。笑
寒くなってきたらインフルエンザも流行りそうなので、悪化させない様に気を付けます。
とは言え、子どもは風の子。家の中に引きこもっていることはなかなかできません。
田舎育ちなので、小さな頃は近所の友達と寒くても駆け回って遊んでいました。
寒いけど暑い。そんな感覚が、未だに残っています。
今でもほっぺを真っ赤にして外で遊ぶ子ども達を見かけると、なんだかちょっと安心します。
風邪には十分気をつけながらも、子ども達には元気に外で駆け回っていて欲しいですね。
今日紹介させてもらう絵本は、そんな子ども達の登場するわらべうた絵本です。
このわらべうた自体は、きっと聞いたことのある人もいると思います。
今日の絵本は、『おおさむ こさむ』です。
♩おおさむ こさむ
山から小僧がとんできた
何と言ってとんできた♫
地域によって歌詞が一部違っているかもしれませんが、こんなわらべうたを聞いたことはありませんか?
この絵本には小僧ではなく、こうさぎとこぎつねとこだぬきがとんできます。
それぞれ、おみみがいたい、おはながつめたい、おなかがさむいと泣いています。
そんな3匹が見つけたのは、寒くても元気に遊ぶ子ども達。
おしくらまんじゅう するもの
このゆび とまれ
おおさむ こさむは
ふきとばせ
わーい
こうさぎ達も一緒に、みんなでぎゅうぎゅうおしくらまんじゅう。
寒さも吹き飛び、最後はみんなで、「ふわー あつい」。
これぞ、子どもです。
着ていたセーターや上着も脱いで、みんなでほっぺを真っ赤にして。
わらべうたには、子どもが子どもらしく在る為のヒントが沢山ある様に思います。
寒くなるとあったかい部屋からなかなか出たくなくなりますが、子ども達を見習って、大人も思い切って外で身体を動かしたいですね。
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【173】『おおさむ こさむ』
松谷みよ子 文
遠藤てるよ 絵
偕成社 1979/11
こんなブログを書いておきながら、今日は荷物が届く予定だったので、外には出れずにお家遊び。笑
積み木やパズルをして、昼からは息子が大好きな果樹園ゲームをひたすら繰り返し2人でやっていました。
アナログゲームは親子の会話も沢山できるし、大好きです♡
まだまだ2歳の息子と楽しめるアナログゲームは少ないですが、これから徐々にできるものが増えるのが楽しみです◡̈♩
160113
ayumi◡̈⃝