さんじのえほん。

3時のおやつみたいに、絵本が日々のちょっとした幸せに⋆* 2児の子育てをしながら絵本や子育てにまつわるあれこれをお話しています。マイホームは絵本ハウス。絵本に囲まれた暮らしを親子で楽しんでいます◡̈京都在住。絵本講師✎

『りんごがドスーン』

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多田ヒロシ

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昨日、主人が会社の方からりんごを貰って来ました。
長野のお土産だそう。
大きなりんごととっても小さな可愛らしいりんごもあって、ほっこりしました。

今日息子が食べたそうにしてましたが、主人が帰って来るまでお預け。笑
明日の朝、切って出そうかな。

今日はまた一段と寒く冬の訪れをひしひしと感じますが、こういった果物の実りをいただくと、まだまだ秋を楽しみたい気がします。

紅葉もまだまだこれから本番ですもんね。

そんな今日は、りんごの絵本を1冊紹介させて下さい。

今日の絵本は、『りんごがドスーン』です。

おおきな おおきな りんごが......

ドスーン!

突然落ちてきたおおきなりんご。
動物たちは喜んで、食べていきます。

もぐらは、もぐもぐもぐ。
ありは、みちゃみちゃみちゃ。
うさぎやりすは、しゃりしゃりしゃり。
がり ぽり がし がし。
ばり ぽり ばり ばり むしゃ むしゃ。
かぷ かぷ ぴちゃ ぴちゃ。

どんどん動物たちが増えていき、みんなで大きなりんごを食べていきます。

擬音が正に、りんごを食べている!という音で、豪快さが何とも気持ちがいいです。

食べ終わった動物たちが、お腹を大きくして満足そうに並んでいるのがまた可愛らしい。

みんな満足してごちそうさま!
なんだけど、突然雨が降り出して...?

最後のオチも、子ども達が喜びそうな発想の転換です。
是非絵本を見てみて下さいね。

くだものが美味しい季節に、みんなでひとつの大きなりんごを食べる幸せ。
読み手もきっと、一緒に食べてる気分なると思います。

子どもも大好きな擬音が沢山、動物も沢山出てくるので、小さなお子さんから楽しめると思いますよ。

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【112】『りんごがドスーン』
多田ヒロシ 作
文研出版 2005/02

子どもへの読み聞かせを続けるコツのひとつとして、わたしは「読み聞かせを義務にしない」ということが1番大きいと感じています。

何となく子どもとの間に、夜寝る前は絵本の時間で、好きな絵本を選んで持ってくる...というルールが決まっているのはとても素敵なことだし、理想だなぁと思っています。
特に集団生活が始まったり2人以上子どもがいたりすると、絵本の時間も限られてくると思うので、自然と絵本の時間が決まっているのは良いことですよね。

ですが、お母さんが「読まなきゃ」と思ってしまうと、それが一瞬で義務になってしまうような気がします。

バタバタしていて、寝る前に絵本の時間が取れなかった。
いつもは数冊読むのに、今日は1冊しか読めなかった。
それでもいいと思います。

お母さんも無理することなく、子どもと一緒に楽しめるのが一番です。

我が家は今は息子が読みたい時に持って来たものを読むスタイルなので、時間や冊数は全く決めていませんが、幼稚園に行き出したりするとそうはいかなくなるかな...と感じています。

それまでに、絵本を読むことが日常の中に当たり前にある様にしてあげたいなぁと、そう思います。

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今日は図書館の読み聞かせの日。
いつの間にか息子も年長者。今日は特に赤ちゃんが沢山でした◡̈

赤ちゃん絵本の読み聞かせなので選書は少し息子には物足りないかもしれませんが、保育士さんが手遊びなどをしてくれるのでいつも楽しそうです♩

我が家の近くの図書館では、赤ちゃん絵本の読み聞かせと、おはなし会があるのですが、そろそろ一度、おはなし会にも行ってみようかな?と考えてます◡̈


151113
ayumi◡̈⃝