『おててがでたよ』

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2歳3ヶ月になった我が家の息子。
イヤイヤ期も真っ盛りですが、何でも自分でやりたい欲もひしひしと伝わる様になりました。
そのひとつが着替え。
以前このブログでも紹介させていただいた、『パンツのはきかた』という絵本の歌を歌いながら、自分で着替えようと頑張っております。
まだまだ手助けなしでは無理ですが。笑
『パンツのはきかた』と並行して、着替えの時に息子がよく口にするのがこの絵本。
息子がまだ赤ちゃんの頃から、随分とお世話になっている1冊です。
今日の絵本は、『おててがでたよ』です。
赤ちゃんが、自分で着替えをしようと奮闘します。
あれ あれ あれ
なんにも みえない
おてては どこかな
おててが「ぱっ」と出たり、頭が「ぬうー」っと出たり、お顔が「ばあー」っと出たり。
赤ちゃんの大好きな音が沢山あるので、小さな赤ちゃんからお母さんと一緒に楽しめると思います。
ここがおてて、ここがあんよ、そんな風に、お母さんが赤ちゃんの身体に優しく触れながら読んであげても、親子のコミュニケーションになっていいですよね。
息子がハイハイをし始めた頃、この絵本も活躍した記憶があります。
高速ハイハイで着替えから逃げ回る息子を、「あれあれあれ〜?おててはどこかな?」なんて言いながら着替えに持って行っていたのが懐かしい。笑
その頃、「自分で着替えたいと言い出した頃にまたこの絵本が活躍するかな?」なんて思っていた様ですが、案の定、今この絵本が再度活躍しています。
赤ちゃん絵本のシリーズとして有名な絵本ですが、2歳になった息子でもまだまだ、楽しみながら読めています。
林明子さんの「くつくつあるけのほん」のシリーズは、どれも本当に長く読める素敵な絵本だと思います。
ファーストブックにもオススメですし、少し大きくなったお子さんでもまだまだ、一緒に楽しめると思います。
我が家もまだまだ、このシリーズにはお世話になります。
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【101】『おててがでたよ』
福音館書店 1986/06
このブログでもよく書きますが、絵本は何かを教え込んだり、しつけの為に使うものではない。と、思っています。
勿論、絵本の中には生活習慣を教えてくれたり、大切な事を学ばせてくれるものも沢山あります。
それが絵本の魅力のひとつでもあると思います。
ですが、それを目的として「これを読んで覚えようね!」というのはどこか違う気がするなぁ...と、感じてしまいます。
わたしも与える絵本を選ぶ時は、「今の息子にちょうどいい」と感じるものもよく考えます。
今好きなもの、興味のあるもの。
着替えに興味を持っていたら、自然とお着替えの絵本を選んで絵本棚に入れておいたりもします。
ですが、読み聞かせる時はなるべく押し付けることのないように...息子は何も感じてはいないかもしれませんが笑 それこそわたしの自己満足で、自然と読むように心がけています。
それでも着替えの時に、息子の口から自然と絵本のフレーズが出てきたり、歌が出てきたりすると、改めて絵本の力を感じると共に、「何かを教え込む絵本」というのは、あくまで親の考えや感じ方であり、子どもにはそんなの関係なく、「面白い」か「面白くない」かが重要なんだと再認識させられます。
この絵本はしつけ要素が多いな、とか、何だか教訓めいていて嫌だな、とか、そんなのは全部大人が感じることであり、子どもはそんなものを意識して絵本を楽しむことはしないんだよなぁ。
そんな事を、感じます。
わたしも細々したことにとらわれることなく、子どもみたいに真っ直ぐに絵本を感じて楽しみたいな。
息子を見ていると、いつもそう感じさせられます。
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今日は久々の雨です☂
秋晴れが続くのは嬉しいけど、やっぱり空気も乾燥してきているのはひしひしと感じていたので、気分は滅入るけど雨はありがたいですね。
朝からずっとお家遊びできっと息子も体力余ってるだろうな...と思いきや、只今お昼寝中。笑
起きたら散歩がてら、スーパーまで行ってきます◡̈
明日は祝日。
我が家は主人が仕事なので平日と変わりませんが笑
皆さん、楽しいお休みをお過ごし下さい♡
151102
ayumi◡̈⃝