さんじのえほん。

3時のおやつみたいに、絵本が日々のちょっとした幸せに⋆* 駆け出しの絵本講師、1日1冊絵本を紹介しています◡̈

『ぼくの おじいちゃん』

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ぼくのおじいちゃん 』


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おじいちゃん、おばあちゃんを描いた絵本も数多くあります。

自分の事を無条件に可愛がってくれる存在。
子どもにとって、おじいちゃんやおばあちゃんはやっぱり特別ですよね。

 

中には生と死を取り扱った絵本もあるので、まだ幼い息子に読んであげる「おじいちゃん、おばあちゃんの絵本」を探していましたが、とても愛らしい、素敵な絵本を見つけました。

 

くまの子どもとおじいちゃんの関係を描いたこちらの作品。

 

おじいちゃんと一緒なら空も飛べる。おじいちゃんの話す冒険ストーリーはぼくをわくわくさせる。ぼくはおじいちゃんが大好きです。

 

でも、少し物忘れが多くなってきたおじいちゃん。
たまにぼくがわからなくなってしまいます。

 

それでも大丈夫。
ぼくがしっかりと覚えているから。

 

物語の中でよくおじいちゃんと子どもは対等に描かれます。
まるで友達の様な関係の2人。
だからこそ、おじいちゃんの愛と同じくらい、子どももまたおじいちゃんに純粋な愛を与えているのだと感じます。

 

絵本から「見守ってもらえる安心感」が伝わることは、子どもにとってとても大切なことです。
同時に、自分が大切な人を守る気持ち。愛おしむ気持ち。
そんなことも、この絵本からそっと伝わる気がします。

 

小さなお子さんは大好きなおじいちゃんが描かれている作品として楽しめますし、少し大きくなってきたら、「老い」ということがどういうことなのか、考えるきっかけにもなると思います。

 

おじいちゃんのことが大好きなお子さんは勿論。
おじいちゃん、おばあちゃんに読んでもらう絵本としてもオススメです。

 

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【337】『ぼくの おじいちゃん』
マルタ・アルテス 作
よしいかずみ 訳
BL出版 2014/09

 

160623
ayumi◡̈⃝