さんじのえほん。

3時のおやつみたいに、絵本が日々のちょっとした幸せに⋆* 駆け出しの絵本講師、1日1冊絵本を紹介しています◡̈

『あかちゃんの詩-2』

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中川ひろたか 詩
松成真理子 絵

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以前『あかちゃんの詩-1』 - さんじのえほん。という詩の絵本を紹介させてもらいました。

今日はその続編を紹介させて下さい。

タイトルもそのまま、『あかちゃんの詩-2』。

詩の難易度は変わりませんが、1の方が赤ちゃん向けだとしたら、こちらは少し年齢を上げた幼児向けの詩が沢山載っています。

動物が主役となっていたり、歯磨きの詩『あーんして』や、『パンツ』など、生活習慣に因んだ詩もあります。

個人的にとっても好きなのが、『しわしわぶどう』。
お風呂に入ると、手の指先がふやけるあれです。笑

「おふろで ちゃぷちゃぷ
あそんでいたら
ゆびにぶどうが できました」

子どもの発想では指のふやけも『しわしわぶどう』という食べ物になるんだろうなぁと思うと、微笑ましい気持ちになります。

季節に因んだ詩もあり、年間通して楽しめると思います。

1も2も詩を書いているのは中川ひろたかさんなのですが、画家さんは変わっています。
2は松成真理子さんが手がけられています。
柔らかい雰囲気で、あたたかみのある作品に仕上がっていると思います。

詩の世界はなかなか触れることがないので、是非ともこういった絵本を通して小さな内からまずは耳を通して触れさせてあげて欲しいと思います。

短い文章の中にその世界観が凝縮されている。
詩は、想像力や思考力を養ってくれるものでもあります。

ですが、とても残念なことに1の方が今の段階で絶版となってしまっているようです。
2は今の所大丈夫な様ですが、絵本は絶版になりやすいので、もし気になる様であればお早目に手に取ってみていただけたらと思います。


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【282】『あかちゃんの詩-2』
中川ひろたか 詩
松成真理子 絵
偕成社 2005/01


160429
ayumi◡̈⃝