さんじのえほん。

3時のおやつみたいに、絵本が日々のちょっとした幸せに⋆* 2児の子育てをしながら絵本や子育てにまつわるあれこれをお話しています。マイホームは絵本ハウス。絵本に囲まれた暮らしを親子で楽しんでいます◡̈京都在住。絵本講師✎

『いくつかな?』

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今日も晴天ではありませんでしたが、ぽかぽか暑いくらいの1日でした。

息子はお気に入りのパジャマ(春夏物)をずっと着るのを楽しみにしていて、「あったかくなったらやなー。あったかくなった?もう、あたたかい?」といつも催促していたので笑 ここ最近は春夏物を着ています。

ちょっと前まで防寒!防寒!だったのに、春は本当あっという間にやって来ますね。

とは言え、また今週末は少し冷えるようなので、体調管理には気を付けなければと思います。

そう言えば去年はこの時期に、息子胃腸風邪になって1ヶ月くらいダウンしてたんだよなー。
気をつけなければです。

あたたかくなったらやっぱり読みたい、春の絵本。

春の絵本と言っても本当に幅広く、挙げだしたらきりがありません。
連想ゲームの様に次々と浮かんできます。

春と言えば、卒園、卒業。そして、入園、入学の新しい季節。
書店にも春の生き物や植物の絵本と一緒によくコーナーになっている、「入園・入学おめでとう」の絵本達。

学校生活を描いた絵本や、お友達の絵本などもありますが、今日はこんな絵本を紹介させてもらいたいと思います。

学校って何するところ?
お友達と出会うところ。楽しく遊んで、いっぱい喧嘩するところ。
そして、しっかりと学ぶところです。

今日の絵本は、『いくつかな?』です。

わたしは、絵本は勉強を教えるための教材ではないと思っています。

ですが、何かに興味を持つきっかけに絵本が役立つのは、大歓迎です。
例えば今の季節、春の絵本を読んで春の生き物を知り、実際にお散歩しながらその生き物を探してみたり。
逆に、子どもが「何だろう?」と思ったことを絵本を通してそっと伝えてみたり。

要は、自然と興味を持ち学びへ繋がるのはとてもいいことだと思うのですが、「さ!絵本を読んでこんなことを覚えようね!」とあからさまに教材にしてしまうのはどうかと思うのです。

と、少し話はずれてしまいましたが。
学校で学ぶことも同じで、なかなか自然と興味を持ち、学びに繋がるということは簡単ではありません。
特に算数なんかは、入学早々苦手意識をもつ子も少なくないと思います。

そんな子ども達に、「数って面白いんだよ」「算数って実はこういうことを伝えているんだよ」と自然と伝えるのに一躍かってくれる絵本があります。

今日紹介させてもらう『いくつかな?』も、そんな数の概念を楽しく伝えてくれる1冊です。

どちらかといえば、数に興味を持ち出した小さなお子さん向けの絵本ですが、とことん初心にかえるならこんな絵本もいいと思います。

文章を手がけられているのは、谷川俊太郎さん。
数の絵本ですが、文章自体がリズミカルで読みやすく聞きやすいので、読み聞かせにも向いています。

まずは、1から10まで。
かたつむりを主人公に、お話が進みます。

1 かたつむり いっぴき さんぽにでかける
2 ちゅーりっぷ にほん にっこりわらう
3 こいしを みっつ のぼってすすむ

こんな風にお話の中に自然と数が入っています。

絵を手がけられたのは、堀内誠一さん。
子ども達に馴染みのある絵柄だからこそ、自然と数を楽しめるのではないかと思います。

小さなお子さんから、初めて算数を学び出したお子さんまで、幅広く楽しめる数の絵本です。


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【228】『いくつかな?』

明日はお友達と公園で沢山遊ぶ予定です♡
お天気の予報なのでよかった☀︎

変な時間に息子の寝かしつけで寝てしまったので、起きておくかもう一回寝るか悩むところです´◡`;


160307
ayumi◡̈⃝