さんじのえほん。

3時のおやつみたいに、絵本が日々のちょっとした幸せに⋆* 2児の子育てをしながら絵本や子育てにまつわるあれこれをお話しています。マイホームは絵本ハウス。絵本に囲まれた暮らしを親子で楽しんでいます◡̈京都在住。絵本講師✎

『たんぽぽヘリコプター』

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南塚直子 絵

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今日は絵本仲間の皆さんと集まって、絵本大好きの会と称した絵本勉強会の日でした。
テーマは春の絵本。
春の絵本と言っても本当に幅広く、冬から春への移ろいや、季節の花や生き物、新生活、入園や入学、絵本のふとした所に見つける春。
知らなかった絵本や新しい絵本との出会いもあり、とても充実した楽しいひと時でした。

春絵本、またこちらでも沢山紹介させてくださいね。

今日紹介させていただく絵本は、わたしが持参した内の1冊です。
わたしも大好きな詩の絵本。表紙を見ただけで、あたたかな春の陽気を感じます。

今日の絵本は、『たんぽぽヘリコプター』です。

詩人、まど・みちおさんの優しい視点で書かれた詩に、南塚直子さんが絵を添えてくれています。

南塚さんと言えば、『うさぎのくれたバレエシューズ』。この絵本も桜の美しい春の絵本ですが、春の美しさや優しさはこの絵本にも滲み出ています。

菜の花や蝶々、すみれ、さくら、たんぽぽ。
春の息吹にまどさんの言葉が加わり、優しい世界観が確立されています。

この絵本、春の絵本として紹介しましたが、春だけではなく、様々な季節に沿った詩が載っています。

ページをめくるだけで、四季の移り変わりを感じることのできる1冊です。

まどさんの詩は、童謡として沢山の子どもたちに親しまれています。
ですが、こうした音のないことばだけの詩の世界もまた、子ども達に幼い頃から触れていて欲しいと感じます。

絵本としても、1冊の詩集としても、大人から子どもまで味わい深く楽しめるオススメの1冊です。


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【221】『たんぽぽヘリコプター』
南塚直子 絵
小峰書店 1996/11

今日は息子も一緒でしたが、勉強会の間はお友達と仲良く遊んでくれていました◡̈

が、その後のイヤイヤが大変で。
上着を着るのも靴を履くのもイヤ、右に行くと言えば左がいい、何から何までイヤイヤで、帰りは精魂尽き果てました。。笑

息子も眠たいのもあったみたいで、今日は6時半には就寝。笑

明日は早く起きてきそうなので、わたしも早目に寝ます´◡`;


160301
ayumi◡̈⃝