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さんじのえほん。

3時のおやつみたいに、絵本が日々のちょっとした幸せに⋆* 駆け出しの絵本講師、1日1冊絵本を紹介しています◡̈

『ゆきだるま』

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今日、西日本では記録的な寒さ、大雪を観測したそうですね。

わたしの住む地域は全く降っていませんでしたが、朝、母から真っ白になった地元の写メが送られて来ました。

その後、父と母とで作ったゆきだるま達の写メが。
なかなか可愛らしいゆきだるまと、どう見てもホラーなゆきだるま。笑
定年間近の大人が何してるやら、ですが、息子は喜んで見ていたので良かったです。

今日はきっと色んな所で、様々なゆきだるまが出来ていたでしょうね。

今日紹介させてもらう絵本は、ゆきだるまと言えば、の大定番です。
もしかしたらキャラクターだけは知っていて、でもその絵本は読んだことない方も多いかもしれません。

スノーマンでお馴染みの彼の絵本です。

今日の絵本は、『ゆきだるま』です。

『さむがりやのサンタ』や『風が吹くとき』などが有名ですが、漫画の様なコマ割りで進んでいく絵本を手掛けられています。

この『ゆきだるま』も同じく、沢山のコマ割りで描かれています。
そして、文字は一切ありません。

大人になってこの絵本を開いた時、「あれ?この絵本、文章なかったんだ!」と衝撃を受けました。
読んだ記憶はかすかにあって、そのストーリーも何となく覚えていました。文章がなくても、それだけ物語がこの絵本から溢れていた証拠でしょうね。

細かいコマ割りで描かれているからこそ、細部まで物語が浮かび上がってきます。

自分が作ったゆきだるまと、一夜の冒険をする男の子。
それは子どもなら誰しも憧れる、夢の様な世界です。

今日ゆきだるまを作った子ども達は、きっと心のどこかでこの『ゆきだるま』の世界を夢見てると思います。

勿論、ゆきだるまなので、お別れの時だって必ず来ます。
夢から覚めた朝、晴れた空の下に急いで向かう男の子。
ラストはちょっぴり、切ない思いに駆られます。

文字がない分何歳からでも楽しめると思いますが、このストーリーがわかるのは少し大きくなってからかな?
2歳の息子は、ただただ眺めて楽しんでいます。

文字がないので、洋書版の『The snowman』を選んでもいいかもしれませんね。

ゆきだるまを作った日は、是非親子でこの夢の世界を堪能してもらえたらと思います。


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【184】『ゆきだるま』
評論社 1978/10

今日地元の母から送られて来たゆきだるまの中に、幼馴染の家のものもあり、それが到底ゆきだるまとは言えない代物で笑わせてもらいました。笑

とっても田舎の地元。
子ども達はみんな大人になって出ていて、ゆきだるまを喜ぶ様な小さな子どもはいないにも関わらず、せっせとゆきだるまを作って喜ぶと大の大人達。笑

平和だなぁと、しみじみ思いました。笑


160124
ayumi◡̈⃝