さんじのえほん。

3時のおやつみたいに、絵本が日々のちょっとした幸せに⋆* 2児の子育てをしながら絵本や子育てにまつわるあれこれをお話しています。マイホームは絵本ハウス。絵本に囲まれた暮らしを親子で楽しんでいます◡̈京都在住。絵本講師✎

『着物のえほん』

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高野紀子

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今日は成人の日ですね。
新成人の皆さん、おめでとうございます。

わたしの地元は昨日が成人式。昨日は新成人の方を沢山見かけました。
綺麗な着物を身にまとうと、自然と背筋も伸びるのでしょうね。
皆さんしゃんとしていて、とても綺麗でした。

なかなか着物に袖を通す機会は少なく、わたしも自分の結婚式から袖を通していませんが、いつか着付けを習いたいなぁ...と漠然とですが夢見ています。

子どもがまだ小さく日常的に着物を着ることは難しいですが、やはり何かの際には着物をちゃんと着る事のできる大人になりたいし、着物を身にまとうことが恥ずかしくない人になりたいなぁと思います。

今日紹介させていただく絵本は、そんな着物について1からとても詳しくわかる1冊です。
わたしもこの絵本に着物について随分教えてもらいました。

今日の絵本は、『着物のえほん』です。

『「和」の行事えほん』や『テーブルマナーの絵本』など、生活習慣や日本の文化などをわかりやすく丁寧に教えてくれる、あすなろ書房さんが出版されている絵本シリーズの内の1冊です。

どんな時にどんな着物を着るのか、振袖から浴衣まできっちり網羅されています。

文様についてや布の織り方、着物のお手入れ方法などもわかりやすく描いてあります。

着物と言うとついかしこまった場のイメージがありますが、昔は日常生活で着ていたことを思い起こさせてくれる絵本です。

夏には夏の、冬には冬の着方があり、日本の四季に添った作りになっていることを改めて感じることができます。
着物を着ている時のマナーや着物の豆知識などもわかり、内容がとにかく充実しているので、大人の方にとっても実用的な絵本だと思います。

なかなか日常的に着物を着る機会は少ないと思いますが、この絵本を見ると、着物程日本の気候に合った衣服はないのだろうなぁと思います。

自分の気に入った服を着たりおしゃれをすると、自然と気持ちも明るくなりますよね。
着物も同じで、身にまとうと自然と振る舞いもスマートになる気がします。

絵本を通して着物文化も、家族で楽しみながら伝えていけたらと思います。


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【171】『着物のえほん』
高野紀子

今日で実家生活も終わり。
明日、京都へ帰ります。

息子の生活リズムもなかなか崩れていますが笑 明日からしっかり戻していかなくちゃです´◡`;

明日の新幹線、息子がお利口に楽しく過ごせます様に!


160111
ayumi◡̈⃝