さんじのえほん。

3時のおやつみたいに、絵本が日々のちょっとした幸せに⋆* 駆け出しの絵本講師、1日1冊絵本を紹介しています◡̈

『どうしてクリスマスには...』

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二宮由紀子 文
木曽秀夫 絵

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ここ数日、「クリスマスって何?」というどちらかというと本格的なクリスマス絵本を紹介させてもらいました。

今日は少し息抜きということで。笑
ちょっとシュールな面白さのあるこんなクリスマス絵本を紹介きせて下さい。

今日の絵本は、『どうしてクリスマスには...』です。

どうして クリスマスには、
サンタクロースが
トナカイの ひく そりに
のって やってくるか しってる?

どうして クリスマスには、
げんかんの ドアに クリスマスリースを かざるか しってる?

どうして クリスマスには、
クリスマスソングを うたうか しってる?

なかなか興味深い問いがどんどんと出てくるこの絵本。
この問いに真正面から正直に答えている絵本だと、それこそ「クリスマスって何?」の部類に入るクリスマス絵本になるでしょうね。

でもこの絵本は、一味違います。

トナカイのひくソリに乗ってくる理由は、サンタクロースがトナカイの乗るソリをひけるほど力持ちじゃないから。

リースを玄関に飾るのは、他の場所だと結構邪魔になるから。

クリスマスソングを歌うのは、クリスマスにでも歌わないと他の季節には歌う機会がないから。

「いや、そこじゃなくて!」という捻くれた答えに、思わず突っ込みたくなってしまいます。

こんな質疑応答が繰り返される絵本なので、「次はどんな回答だろう?」とニヤニヤしながら読み進められます。笑

この面白味がわかるのは、ある程度大きくなったお子さんかな?と思います。
小さなお子さんは、この質疑応答を真正面から捉えると思うので、不思議な感覚になるかもしれません。

でもこの絵本、そんな捻くれた答えだけでは終わりません。

最後の問いと答えは少し、考えさせられる様なものです。
絵を読むとまた、深く考えさせられます。
よかったらここは、絵本で見て感じてみてください。

最後はこの言葉で締めくくられています。

どうか どうか
ひとりでも たくさんの ひとたちに
クリスマスの しあわせが ありますように!

おふざけだけでない、しっかりとクリスマスの精神も描かれているこの絵本。

小学生くらいのお子さんから、オススメの1冊です。
是非小学生でも、読み聞かせてあげて欲しいと思います。

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【147】『どうしてクリスマスには...』
二宮由紀子 文
木曽秀夫 絵
文研出版 2007/10

今日は京都中京区にある「こどもみらい館」で行われていた「みらいっこまつり」へ行って来ました。

毎年この季節になると開催されるイベントですが、リサイクル絵本コーナーがあるのでいつも足を伸ばしています。

今年は少し出遅れたのであまり良いものは残っていませんでしたが、それでも2冊程、素敵な絵本を持ち帰ることができました。
リサイクル絵本、ありがたいです。

絵本のイベントもあり、エプロンシアターやちょっと変わった『もこ もこもこ』の読み聞かせなど、息子も一部大爆笑で楽しんでいました♩笑

明日も開催されているので、お近くの方は良かったら足を伸ばしてみて下さい^ ^
遊べるスペースや木のおもちゃ、赤ちゃんコーナーも充実しているので、この施設には本当にお世話になっています♡


151218
ayumi◡̈⃝