さんじのえほん。

3時のおやつみたいに、絵本が日々のちょっとした幸せに⋆* 2児の子育てをしながら絵本や子育てにまつわるあれこれをお話しています。マイホームは絵本ハウス。絵本に囲まれた暮らしを親子で楽しんでいます◡̈京都在住。絵本講師✎

『つみき』

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中川ひろたか 文

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今日は「キッズいわきぱふ」さんで開催された、相沢康夫さんのつみ木ショーを見に行ってきました。

ネフの伝道者と言われ様々な積み木のデザイナーでもある相沢康夫さん。
今日も色々な積み木を組み合わせ、沢山の遊びやパフォーマンスを見せてくれました。

積み木は自分の手で動かさないと遊べないおもちゃです。
スイッチを入れたら動くわけでもなく、遊び方のルールが決まっているわけでもない。
だからこそ何通りもの遊び方があり、飽きのこない優秀なおもちゃのひとつだと改めて感じました。

とは言え、我が家の2歳の息子は「積み木おじさん」の様な遊びは勿論できるはずもなく。笑

積み木と言えば、積み上げて積み上げて...ガチャーン!が大好きです。

そんな時期にぴったりの積み木絵本を、今日は紹介させて下さい。

今日の絵本は、『つみき』です。

縦に開いていくこの絵本。

お顔のついた積み木を、ひとつ、ふたつ、みっつと積み上げていきます。

積み木ひとつひとつに表情があるので親しみやすいです。

そして積み木以外には、積み上げる者の手しか描かれていないので、これは誰の手かな?と想像しながら読み進めることができます。

10まで積み上がったと思ったら、どこからかてんとうむしが...。

先っぽに止まったてんとうむし。
ゆら、ゆらゆらと揺れて、最後はやっぱり「がっしゃーん」。

とてもわかりやすい展開なので、小さなお子さんから十分楽しめます。

数に興味を持ち始めたお子さんにも丁度いいですね。

とても単純な絵本ですが、最後のページにはちゃーんとオチもあります。
それは是非、絵本を見て確かめてみて下さいね。

絵本と同じ様に積み木を10個積み上げて「がっしゃーん」とする遊びもできます。
絵本と積み木と、是非一緒に楽しんでみて下さい。

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【135】『つみき』
中川ひろたか 文
金の星社 2007/04

普段どんな場所でも比較的お利口にしてくれることが多い息子ですが、今日のつみ木ショーは出だしの機嫌が悪かったこともあり、ラスト10分くらいで大泣きが始まり、1番いいシーンを見ることなく退場でした。笑

残念ではありましたが、小さな子連れにはよくあること。
そこまでやりにくさは感じない子ですが、それでもたまにこんなこともあり、その度にため息をつきたくなる気持ちと、これが当たり前の子どもだなぁとある意味感心する気持ちとが半々です。笑

帰りに大好きなパンを食べたらご機嫌も直りました。
食い意地だけは立派な息子です´◡`;笑


151206
ayumi◡̈⃝