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さんじのえほん。

3時のおやつみたいに、絵本が日々のちょっとした幸せに⋆* 駆け出しの絵本講師、1日1冊絵本を紹介しています◡̈

『もけら もけら』


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中辻悦子 構成

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今日は息子とジャズコンサートに行ってきました。

ドラムが大好きな息子は微動だにせ、初めての生ドラムの演奏を真剣に聴いていました。笑

なかなか小さな子連れOKのコンサートはないので、貴重な経験ができてよかったです。

そんな今日は、やっぱりこの絵本でしょう!
ジャズと言えばの絵本です。

今日紹介させてもらう絵本は、『もけら もけら』です。

植物?動物?
謎の細長いにょろっとしたものが並んでいる表紙。
タイトルは、『もけら もけら』。

開くと、更に謎めいた世界が広がっています。

もけら もけら でけ でけ

ぱたら ぺたら

ぴた ごら ぴた ごら

表紙の謎の生物が、伸びてみたり、尖ってみたり、何かを吐き出してみたり。

形を変えて、色を変えて、謎の言葉と共に進んでいきます。

しゃばら しゅびら しゃら しゃら しゃら

だぱた どぱた どば どば どば

ん?このリズム、どこかで聞いたことある?

ラストは
ずばらば だば!

勘が良い方や音楽通の方は、何故ジャズと言えばこの絵本なのかがわかるかもしれません。

この絵本の文章を手がけた山下洋輔さんは、ジャズピアニストです。

そう言われたら、絵本の中に広がる音や言葉達は、まるでジャズの様に自由でリズミカルです。

その言葉に乗せて描かれる、元永定正さんのこれまた自由自在の絵。
固定概念のない自由で不思議な雰囲気は、ジャズの雰囲気とマッチします。

ジャズはとても自由な音楽です。
身体が動くままに感じて良い音やリズム。
この絵本も正にそんな絵本です。

最初はもしかしたら、ちょっととっつきにくいかもしれません。

どうやって読むの?と思うかもしれませんが、この絵本こそ、10人いれば10通りの読み方、感じ方があると思います。

ここは是非自由に!
この絵本の音、絵、リズムを楽しんでみて下さい。

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【90】『もけら もけら』
中辻悦子 構成

この絵本は是非自由に読んで欲しいと書きましたが、子どもに読み聞かせる場合は、ちょっと練習がいると思います。

何の予備知識もなく「さぁ読もう!」と開いたら、恐らくこの独特な世界観にやられてしまうと思います。笑

この絵本に限らず、絵本の中には読み聞かせる前に、是非練習しておいて欲しいものもあります。

『でんしゃはうたう』というこれまた難易度の高い絵本もありますが、わたしもこれは息子に読み聞かせる前に何度かこっそり練習しました。笑

自分1人で読むのならいいですが、読んで聞かせる場合、やはりある程度は流暢に読めないと聞いている方も集中できないですよね。

上手く読む必要はありませんが、せめて詰まらない様には読んであげたい。

是非この絵本は、ある程度自分のリズムを掴んでから読み聞かせてみて下さい。

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今日のジャズコンサート、息子なりに楽しんでいたみたいで、帰ってからも「ピアノ、あったねー」「ギター(コンバス笑)あったねー」と言いながら、ジャズのCDを繰り返し聞いていました♩

歌や音楽が大好きな息子。
子どもはみんな、好きですよね♡

これからも沢山の音楽を聞かせてあげたいです◡̈


151022
ayumi◡̈⃝