さんじのえほん。

3時のおやつみたいに、絵本が日々のちょっとした幸せに⋆* 2児の子育てをしながら絵本や子育てにまつわるあれこれをお話しています。マイホームは絵本ハウス。絵本に囲まれた暮らしを親子で楽しんでいます◡̈京都在住。絵本講師✎

『でんしゃ』


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でんしゃ (バートンの のりものえほん) 』

バイロン・バートン 作・絵

こじままもる 訳


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今日から我が家は連休です。


と言っても主人は3連休ですが。笑

連休に合わせて久々にわたしの実家に家族で帰省します。


主人も一緒なので、息子連れの新幹線が少し心強いです。


息子は電車大好きですが、まだまだ乗り鉄ではないので笑 長時間乗らなきゃいけない新幹線はなかなか大変です。


あれやこれや、色んな手を考えなければ。笑


乗り鉄ではないものの、電車が大好きな小さな鉄オタさん。

今では電車絵本は鉄板ですが、彼の原点とも言える電車絵本を今日は紹介させて下さい。


今日の絵本は、『でんしゃ』です。


色鮮やかな色彩、しっかりとした線で描かれているものの、柔らかいフォルムの電車達。


サイズ感も小さ目で、赤ちゃんの目に止まりやすい絵本ですが、内容はなかなかしっかりした電車絵本です。


線路から始まり、貨物列車や蒸気機関車、線路をなおしているおじさんたちまで描かれています。


踏切やトンネルなど、電車好きの子のツボもしっかり押さえています。


裏表紙には「0〜3さいむき」とありますが、赤ちゃんは内容を楽しむと言うより絵を楽しみ、だんだん細かい内容を楽しめる様になる、長く楽しめる1冊だと思います。


バートンののりものえほんシリーズは、他にも『ふね』や『とらっく』『ひこうき』もあります。


お子さんの興味のあるものから是非見てみて下さい。


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【56】『でんしゃ』

バイロン・バートン 作・絵

こじままもる 訳

金の星社 1992/05


この絵本は息子の電車絵本の原点の様なものだと書きましたが、最初からお気に入りだったわけではありません。


昨日も書きましたが、わたしは殆ど図書館の絵本を利用してきませんでした。


ですが、まだ息子が3.4ヶ月の頃は、まだどんな絵本を読んで良いのかわからず、図書館の絵本も数度利用しました。


その時に見つけたこの絵本。

男の子だし好きだろうという安易な理由で借りて帰ったのですが、まだまだ赤ちゃんの息子には少し早く、全く興味を示しませんでした。


わたしの中でこの絵本は「息子には受けが悪い絵本」というイメージがついてしまい、それから1歳になる頃まで、この絵本を読む事はありませんでした。


ところがある日、たまたま本屋さんで見かけて見せてみたところ、物凄く反応が良く喜んで見ていたのです。


別の日に本屋さんで見た時も同じ様に反応が良かったので、我が家にお迎えする事に決めました。


それからは息子の大のお気に入り、しばらくこればかり読んでいた様に思います。


もしあの時、本屋さんで手に取らなければ、「息子には受けが悪い絵本」というわたしの勝手な思い込みが先行し、恐らくこの絵本を息子に与える事はなかったと思います。


子どもにはそれぞれ興味を持つタイミングがあり、そのタイミングを逃さない為には、絵本が側にある環境が一番いいと感じた出来事でした。


一度借りた絵本の反応が悪かったら、もう一度手に取ろうとはなかなか思わないと思います。

でももしその絵本が家にあれば、子どもが興味を示した時にすっと手を伸ばす事ができます。


それこそが、家に絵本があるメリットだと思います。


勿論、図書館は沢山の絵本を無料で沢山見せてあげられるメリットがあるので、上手に利用するのは良い事だと思います。


興味を持つ瞬間は子どもそれぞれ違います。


対象年齢が書かれている絵本が多いですが、それに当てはまらない事も多いです。


子どもをよく見て、興味を示す瞬間を逃さない様にしてあげたいですね。


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息子の鼻風邪はだいぶましになりましたが、わたしの喉がやられてます。。


息子は2歳目前まで卒乳できなかったので、その頃は体調が悪くても薬が飲めずでしたが、今は薬が飲めるのでありがたいです。


今日から帰省で少し家をあけるので、薬を飲んで、しっかり掃除しておかなきゃ!


明日からシルバーウィークのご家庭も多いですよね。


あと1日頑張って、素敵な連休をお過ごし下さい⋆* 



150918

ayumi◡̈⃝