さんじのえほん。

3時のおやつみたいに、絵本が日々のちょっとした幸せに⋆* 駆け出しの絵本講師、1日1冊絵本を紹介しています◡̈

『しずかに!ここはどうぶつのとしょかんです』

 

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しずかに!ここはどうぶつのとしょかんです 』

ドン・フリーマン 作

なかがわちひろ 訳

 

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9月も半ばに差し掛かりました。

もう夏は姿を潜め、秋を随分感じる様になりました。

 

秋と言えば、食欲の秋、運動の秋、芸術の秋と色々ありますが、わたしはやっぱり読書の秋です。

 

朝も夜も過ごしやすい秋は、家族が寝静まった後や起きて来る前にゆっくり読書をする時間が、わたしにとって至福のひと時です。

 

子どもも読書の秋を、こんな風に楽しむんだろうなぁという1冊を、今日は紹介させて下さい。

 

今日の絵本は、『しずかに!ここはどうぶつのとしょかんです』です。

 

カリーナは必ず土曜日の朝に図書館に行きます。

 

どうぶつの本を読んだカリーナは、ぼんやりと考え事をはじめました。

 

「どうぶつたちも ほんを よみたいかもしれないな」

 

カリーナは心の中で、どうぶつだけが図書館に入れる特別な日があったら...と想像をはじめます。

 

もう、この絵本はわたしのどストライクで!!

本当に本や絵本を楽しめる子どもは、きっとカリーナの様に本の世界、空想の世界にすっと入れるのだと思います。

 

もしわたしだったら...もしこんなことがあれば...。

その「もし」は、子どもにとって無限の可能性を示してくれます。

 

カリーナは空想の世界の中から、また新たな疑問を見つけ、その疑問を解決してくれそうな本を借りて帰ります。

 

そうやって得た知識は、きっと一生ものだと思います。

本来学びとはこうあるべきなのだと感じました。

でもカリーナは学んでいるという意識は全くないでしょうね。

「知りたい」という単純な思いと、ワクワクした気持ちしかないと思います。

 

と、少しかたい事を言いましたが、そんなもの抜きにしてもこの絵本は子どものワクワクがたっぷり詰まった魅力的な1冊です。

 

子どもはこうやってすっと空想の中に入り込めるけど、大人はそれが難しいです。

 

この絵本を広げると、カリーナの子どもらしさやその空想の世界を微笑ましく見ると同時に、その発想に少し羨ましさも感じてしまいます。

 

是非子ども達に、子どもの感性のまま、出会って欲しい絵本です。

 

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【52】『しずかに!ここはどつぶつのとしょかんです』

ドン・フリーマン 作

なかがわちひろ 訳

BL出版 2008/04

 

ドン・フリーマンは、わたしの大好きな作家の1人です。

 

絵のタッチもとても好みなのですが、お話の構成や出てくる子どもの「理想的な子どもらしさ」が大好きです。

 

この絵本に出てくるカリーナも、空想に浸る姿や空想から現実に戻って来た時のちょっぴり恥ずかしそうな姿、新しい本に出会えて「てを ぱたぱたさせて」図書館から出て行く姿なんて、もう可愛らしくてたまりません。

 

もう大人になってしまったわたしは、きっとフリーマンが描く様な子どもの様な「子どもらしさ」は無くしてしまっていると思います。

 

彼の絵本を開くと、少しだけその気持ちを取り戻せた様な気がする。

だからこそ、わたしは彼の作品が好きなのかもしれません。

 

この絵本もそうですし、『くまのコールテンくん』もとても素敵な絵本です。

また、彼の描く動物もとても素敵です。

また紹介させて下さいね。

 

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昨日はわたしの友人が遊びに来てくれて、息子をちやほやしてくれました。笑

 

息子も綺麗なお姉さんは大好きなので、喜んでニコニコしていました(´◡`;)笑

 

朝晩とだいぶ冷える様になりましたが、今日は朝からスッキリ秋晴れで気持ちがいいです☼

 

1週間の始まりがこんな天気だと、清々しいですね。

 

素敵な1週間になりますように⋆* 

 

 

150914

ayumi◡̈⃝