『こおり』
前野紀一 文
斉藤俊行 絵
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夏休みももう半ば。
パパもお盆休みに入り、家族みんなでのんびり...もしたいけど、子ども達には夏休みの宿題という強敵もいるわけで。笑
中でも自由研究、読書感想文なんかは手強い相手だったりしますよね。
でもせっかくやるなら、楽しくやりたい。
宿題代行業なんて言葉もよく聞きますが、以ての外ですね。
この絵本は、もしかしたらそんな自由研究にもちょっと役立つかもしれません。
今日ご紹介する絵本は、『こおり』です。
氷って、どうやって出来ているかご存知ですか?
0度になると水の分子が連結を始めて、空気を押し出しながら規則正しく並んでいく...と言葉にすると、何だか難しいですよね。
でもこれが絵本になると、とってもわかりやすくなります。
この絵本、水の分子達は小人として描かれています。
小人達がピラミッドの様に積み重なっている絵は、とても綺麗。
読んでいる子ども達も、理解するより先にイメージを得る事が出来ると思います。
また、「透明な氷を作るには?」「カラフルな氷は作れるの?」といった疑問にも丁寧に答えてくれます。
そして氷の性質から、南極の氷のお話、海のお話、地球のお話へと広がっていきます。
この一冊で、氷の事は勿論、海の事、地球の事、様々な自然について関心を寄せる事ができると思います。
長い夏休み、せっかく家族みんなが揃っているなら、パパも一緒に絵本を読みながら、透明な氷を作ってみるのも楽しそうですね。
内容はしっかりとした科学絵本なので、小学生くらいにならないと難しいかもしれません。
ですが難しいだけの本ではなく、あくまで絵本なので、楽しみながら想像しながら、科学を感じることができると思います。
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【17】『こおり』
前野紀一 文
斉藤俊行 絵
福音館書店 2012/06
何かを学ぶには、興味を持つ事が1番だと思います。
どうして?なんで?は、絶好の学びのチャンスです。
この絵本を1冊読むだけで、多分このどうして?なんで?が沢山湧いて来ると思います。
勿論、興味が出なければ無理して引き出す必要はないです。
こういった絵本は沢山あるので、他に面白そうなものを探してもいいと思います。
本当にそうなのかな?
じゃあ試しにやってみよう!
これが学びの第一歩だと思います。
実際にやってみて、考えて、また疑問がうまれて、またやってみて。
そうして得た知識は、本当の意味で子どもにとっての財産になると思うのです。
「自由研究やらなきゃ」「じゃあこれしなさい」だと、子どもにとっては「宿題」であり、「やらなければならない事」の域から出ませんよね。
忙しい現代の子ども達。
そんな事よりももっとやらなきゃいけないかことが沢山ある!そう思うかもしれません。
普段はそうかもしれませんが、せっかくの長い夏休み。
是非子ども達にも、「お勉強」ではない「学び」を、ワクワクしながら体験してもらいたいなぁと思います。
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昨日は暑いので昼からはモールへ避難してました。
無印良品で収納用品をちょこちょこ。
息子さんはイヤイヤ全開で、主人と来てよかったと思いました。笑
最近「いや」と言葉に出したり首を振ったりするジェスチャーが加わりました。
パワーアップだな。笑
今日はお出かけ予定だったけど、朝から掃除や何やで結局こんな時間です。笑
主人が息子を連れて出てくれてるので、今の内にスーパーに買い出し行って来ます✧
150811
ayumi◡̈⃝