さんじのえほん。

3時のおやつみたいに、絵本が日々のちょっとした幸せに⋆* 2児の子育てをしながら絵本や子育てにまつわるあれこれをお話しています。マイホームは絵本ハウス。絵本に囲まれた暮らしを親子で楽しんでいます◡̈京都在住。絵本講師✎

『こおり』

 

 

 

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こおり (たくさんのふしぎ傑作集) 』

前野紀一 文

斉藤俊行 絵

 

........................✍

 

夏休みももう半ば。

パパもお盆休みに入り、家族みんなでのんびり...もしたいけど、子ども達には夏休みの宿題という強敵もいるわけで。笑

 

中でも自由研究、読書感想文なんかは手強い相手だったりしますよね。

 

でもせっかくやるなら、楽しくやりたい。

宿題代行業なんて言葉もよく聞きますが、以ての外ですね。

 

この絵本は、もしかしたらそんな自由研究にもちょっと役立つかもしれません。

 

今日ご紹介する絵本は、『こおり』です。

 

氷って、どうやって出来ているかご存知ですか?

 

0度になると水の分子が連結を始めて、空気を押し出しながら規則正しく並んでいく...と言葉にすると、何だか難しいですよね。

 

でもこれが絵本になると、とってもわかりやすくなります。

 

この絵本、水の分子達は小人として描かれています。

小人達がピラミッドの様に積み重なっている絵は、とても綺麗。

読んでいる子ども達も、理解するより先にイメージを得る事が出来ると思います。

 

また、「透明な氷を作るには?」「カラフルな氷は作れるの?」といった疑問にも丁寧に答えてくれます。

 

そして氷の性質から、南極の氷のお話、海のお話、地球のお話へと広がっていきます。

 

この一冊で、氷の事は勿論、海の事、地球の事、様々な自然について関心を寄せる事ができると思います。

 

長い夏休み、せっかく家族みんなが揃っているなら、パパも一緒に絵本を読みながら、透明な氷を作ってみるのも楽しそうですね。

 

内容はしっかりとした科学絵本なので、小学生くらいにならないと難しいかもしれません。

 

ですが難しいだけの本ではなく、あくまで絵本なので、楽しみながら想像しながら、科学を感じることができると思います。

 

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【17】『こおり』

前野紀一 文

斉藤俊行 絵

福音館書店 2012/06

 

何かを学ぶには、興味を持つ事が1番だと思います。

 

どうして?なんで?は、絶好の学びのチャンスです。

 

この絵本を1冊読むだけで、多分このどうして?なんで?が沢山湧いて来ると思います。

 

勿論、興味が出なければ無理して引き出す必要はないです。

こういった絵本は沢山あるので、他に面白そうなものを探してもいいと思います。

 

本当にそうなのかな?

じゃあ試しにやってみよう!

 

これが学びの第一歩だと思います。

 

実際にやってみて、考えて、また疑問がうまれて、またやってみて。

そうして得た知識は、本当の意味で子どもにとっての財産になると思うのです。

 

「自由研究やらなきゃ」「じゃあこれしなさい」だと、子どもにとっては「宿題」であり、「やらなければならない事」の域から出ませんよね。

 

忙しい現代の子ども達。

そんな事よりももっとやらなきゃいけないかことが沢山ある!そう思うかもしれません。

 

普段はそうかもしれませんが、せっかくの長い夏休み。

是非子ども達にも、「お勉強」ではない「学び」を、ワクワクしながら体験してもらいたいなぁと思います。

 

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昨日は暑いので昼からはモールへ避難してました。

無印良品で収納用品をちょこちょこ。

息子さんはイヤイヤ全開で、主人と来てよかったと思いました。笑

 

最近「いや」と言葉に出したり首を振ったりするジェスチャーが加わりました。

パワーアップだな。笑

 

今日はお出かけ予定だったけど、朝から掃除や何やで結局こんな時間です。笑

 

主人が息子を連れて出てくれてるので、今の内にスーパーに買い出し行って来ます✧

 

 

150811

ayumi◡̈⃝