『おばけなんてないさ』
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こう連日猛暑が続くと、涼を求めたくなりますね。
涼しくなるには、クーラーも扇風機もいいけど、こんな絵本はどうでしょう。
そう、おばけの絵本です。
と言っても、このおばけ達はちっとも怖くないので、あまり涼しくはならないかな?笑
有名な童謡の歌絵本です。
この歌、5番まであったんですね!この絵本を読むまで恥ずかしながら知りませんでした。
あとがきでせなさんも仰ってますが、とても素敵な歌です。
まだおばけの存在を認知していない子どもからしたら、この絵本を読めばおばけはきっとお友達です。
せなさんの描くおばけたちは、愛嬌があってとても身近に感じます。
この絵本に出てくるおばけ達も、踊ったり歌ったり。微笑ましくなるくらいです。
それはせなさんが、おばけが大好きで、おばけを身近に感じているからだと思います。
それは正に子どもの感性。
子どもはおばけを怖がりながらも、実はとっても大好き。
わたしも幼い頃、怖がりながらも夜の肝試しはワクワクしていました。
本当に良い絵本は、子どもの感性をなくしていないものばかりです。
この夏、是非親子で、家族で、歌って楽しんでもらいたい1冊です。
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【9】『おばけなんてないさ』
ポプラ社 2009/07
この絵本も、親子で家族で楽しんで欲しいと書きましたが、絵本は「楽しむもの」ですよね。
近年幼児教育、早期教育が盛んに言われていますが、その流れからなのか、絵本の読み聞かせをしていたら賢い子に育つ、という様な声もよく聞きます。
確かに絵本の読み聞かせには「副産物」はあると思います。
もしかしたら文字を覚えるのが早いかもしれないし、国語の力がつくかもしれない。
本好きになる第一歩でもあるかもしれません。
でもそれはあくまでも「副産物」。ついてくるかもしれないし、こないかもしれない。
それをメインに読み聞かせをしてしまえば、たちまち絵本は「教材」になってしまいます。
絵本は楽しむものです。
良い絵本と言われるものも勿論ありますし、子どもに是非与えたい絵本というのも確かにあります。
でも、それを楽しめなけば意味がありません。
あくまで絵本の読み聞かせは、親子のコミュニケーションのひとつ。
ルールはありません。楽しめればそれでいいと思います。
家庭で読み聞かせをする際の注意点はありますが、それはまた別の機会に書きたいと思います。
是非肩肘張らずに、絵本を楽しんで欲しいと思います。
絵本の敷居が、もっともっと低くなればいいな。そう思います。
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今日は朝から役所回りや銀行やスーパーや...暑くない内にと思ったのですが、暑くない時間なんてなかったです。笑
汗だくになりながら自転車を漕ぎ、家に帰っても暑さでへたるわたしの横で、息子はもりもり食欲旺盛。
すごいね、夏バテ知らずだね。笑
いいことです ´◡` *
水分補給はしっかりして、一週間頑張りましょう⋆*
150803
ayumi◡̈⃝