『おつきさまこんばんは』
『おつきさまこんばんは―くつくつあるけのほん4 (福音館 あかちゃんの絵本) 』
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今日はとても綺麗な満月が見えるそうです。
満月でも更に珍しいブルームーンだそう。
昨日もとても綺麗なおつきさまでした。
この暑い中満月を見ると、秋が恋しくなりますね。
そんな今日はやっぱりこの絵本。
『おつきさまこんばんは』です。
まんまるなおつきさまが印象的な表紙。
場面は一貫して、一軒のお家とそこから見えるおつきさま。
夜になり、だんだん屋根の上が明るくなります。
そうして顔を出す、おつきさま。
時に雲さんがお邪魔をしてしまいますが、そんな雲さんの言葉がまた素敵なんです。
ごめんごめん ちょっとおつきさまと おはなししてたんだ
この感性、さすが林明子さん。
読んでる子ども達も、おしゃべりしてたんだねときっと安心するでしょう。
最後はやっぱり、満面の笑顔のおつきさま。
ずっとおつきさまを見守っていた猫達も、お母さんと手を繋いで空をみあげている子どもも、みんな嬉しそう。
ストーリーはありますが、場面が一貫して同じなので、赤ちゃんでもしっかり見て聞く事ができます。
まんまるなおつきさまは、それだけで子どもの目をぐっとひきつけます。
そしてこの絵本、裏表紙までしっかりと楽しめる様になっています。
これは是非、実際に絵本を手に取り、見てみて下さいね。
きっと読んでる子ども達はよろこんで真似をすると思います。
この絵本は、林明子さんの『くつくつあるけのほん』という4冊のシリーズの内の1冊です。
他もまた紹介していきますね。
どれも有名ですが、ロングセラーなだけあってとても優れた絵本ばかりです。
是非お子さんのお気に入りの1冊を探してみて下さい。
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【6】『おつきさまこんばんは』
福音館書店 1986/06
この絵本に限らず、絵本を読む時には是非、表紙から裏表紙までしっかりと子どもに見せてあげて下さい。
表紙と裏表紙が繋がっている絵本もあれば、裏表紙までお話が続いている絵本もあります。
こういった発見は、子どもは大得意です。
つい大人は、文字が書いてあるページだけを読んでしまいますが、絵本には意味のないページは1ページもありません。
「あそび」と言われる中の何も書いていないページですら、しっかり意味を持っています。
そこをひとつひとつ丁寧にめくる事によって、まるで舞台の幕が上がるかの様に、子どもはお話の中に自然と入り込む事ができるのです。
是非1ページ1ページ、きちんと子どもに見せてあげて下さい。
そして裏表紙まで堪能して、「おしまい」と現実の世界に戻してあげて下さいね。
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今日は暑いので支援施設で遊んで来ました。
行き帰りだけでも汗だく、熱中症になりそうです ༘*
眠くなるとご機嫌ナナメの息子をどうにかなだめて無事帰宅しました。
夕方遅い時間にお昼寝中の息子さん。
夜がまた戦いだな。笑
7月もお疲れ様でした。
8月も暑いですが、笑顔で過ごしたいですね◡̈♥︎
150731
ayumi◡̈⃝